2011-02-25 第177回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
それで末松副大臣に伺いますが、沖縄のそのサトウキビからつくられる黒糖生産、これは離島地域の経済に重要な地位を占めております。ちょうどもう製糖期が始まっておりますけれども、本当に、離島の製糖工場の製糖の煙というんでしょうか、新しい黒砂糖の香りというんでしょうか、大変すばらしいものがあります。
それで末松副大臣に伺いますが、沖縄のそのサトウキビからつくられる黒糖生産、これは離島地域の経済に重要な地位を占めております。ちょうどもう製糖期が始まっておりますけれども、本当に、離島の製糖工場の製糖の煙というんでしょうか、新しい黒砂糖の香りというんでしょうか、大変すばらしいものがあります。
しかし、黒糖生産農家並びに黒糖生産業界は、分みつ糖と同じように買い入れをしてもらいたいという要望のあることはわかっております。
したがって現在の沖繩の黒糖生産者の人々がさらに現在以上に所得もふえ、そして工場も採算がとれますように、現在の琉球政府がとっております琉球政府の措置、これを本土に返りました後も国の措置として、琉球政府にワンクッションを置いた形で、預けた形において財源等のめんどうを見ていくことにより措置できるのではなかろうかということで、そこまでいま来ておりますが、琉球政府がどのような形でそれを受け入れられるか、原料価格
これはわずか五千トンでございまして、ほとんど台湾でありますから、この問題は別にしまして、再製赤糖の一万数千トンというものは、これはやはり沖繩において黒糖生産というものが、それぞれの地域の黒糖生産農家が順調に所得が伸びていったことによってさらに生産がふえますならば、当然総需要の中で、黒糖を原料とする再製赤糖でけっこうやっていけるわけでありますから、税制上その他の恩典もしてあるわけでありますし、沖繩産糖
そういう調整の際には、いまの分蜜化ができないような地域の黒糖につきまして、それを優先的に、要するにその黒糖生産業の中に取り入れるというような措置を講じまして、黒糖生産農民の保護に遺憾のないように措置をいたしたいというように考えておる次第でございまして、衆議院におかれましてもいま申し上げましたような趣旨で附帯決議がなされたものと考えております。
○北條雋八君 ともかく人数はまだよくわからないのでありますけれども、非常に古くから伝統のある零細な農民ばかりであるのですから、そういうものに将来所得をできるだけふやしてやるようなぐあいに、との黒糖生産者に対する政府の保護措置を今後十分とっていただきたいというふうに思います。大体私の質問はこれで終わります。
○川村委員 黒糖生産の問題は、いろいろと重要な課題を実はになっておると思いますが、いまお示しいただいたように、地産農家に対するところの価格というものが適正でないと、非常に大きな問題が起こると思います。
○川村委員 黒糖生産の問題については、あるいは品種の改良の問題、作付面積の問題、生産費を低減をしていく問題、あるいは干ばつに対する対策、いろいろなものがやはり総合的に考えられねばならぬと思っております。ただ、いまのお話のように、大型の分みつ糖工場をつくることだけが決して黒糖生産の振興にはならない、私は実はこういう見方をしておるわけです。
これは参考人からでもよろしゅうございますし、当局からでもよろしゅうございますが、奄美の黒糖生産振興の具体的方針は一体どういうものをお持ちか、これをひとつお聞きしておきたいと思う。 それからその次にお聞きしたいのは、いま分みつ糖工場ができているのでありますが、いま大型の工場が幾つあるか、小型の工場が幾つあるか、こういう点を初めにお聞かせをいただきたいと思います。
四、政府は、甘しや糖生産の分みつ糖化を推進するにあたり、分みつ糖化の困難な離島、へき地等の黒糖については、黒糖の生産調整に際し、これらの地域の黒糖生産を優先的に確保するよう取扱うとともに生産基盤の整備、黒糖工場の合理化等を推進することにより、これらの地域のさとうきび作農家の保護に万全を期すること。 右決議する。 以上でございます。何とぞ皆さま方の御賛成をお願いいたします。
だからいま私がここで申し上げておることは、いまの対象になっておる黒糖生産農民というのはたくさんあるのじゃないですよ。鹿児島の南部の諸島のほうにおるだけであって、県民所得が鹿児島県というのは日本で一番低いということを申し上げましたね。その中でさらにもうちょっと低いのは、その諸島におられる人たちなんですよ。
そこでこれからお伺いをいたしたいことは、一体それではどうすれば砂糖消費税を、今回は五円でありますけれども、今後さらに十円なり十五円なりを下げていくことができるかということになりますと、ただいまのわずか一%内外の黒糖生産者及びその精製業者との関連において、その生産者を何らかの形で保護をいたしまして、補助金等をどういう形で出すか、それらは農林省、大蔵省において御検討いただけばいい問題でありますが、そういう
そこで、これらの黒糖生産者が今後いろいろな困難な条件の中で、さらによりよい条件が生まれるような諸方策については、ひとつ農林省当局で真剣に検討をしていただき、その方策の上に沿って予算要求をしていただくということをお約束を願いたい、こう思いますが、いかがでしょうか。
いまの十五円の黒糖生産者との差額を国の側でリペイメントしてやる。
いまの黒糖生産業者の実態から見て、黒糖というものを大々的に発展させるような条件はないと思うのです。だから、そういう条件のないのに、あるようなことを政務次官御両所は答えておられるけれども、それはひとつ客観的にどうなのか、ちょっと答えておいてもらいたい。
三、カンショ糖のうち分密糖につきましては、カンショの計画的生産、特に黒糖生産との調整の推進とカンショ糖工業の健全な発展のための諸措置につき所要の検討を行なうとともに、 四、ブドウ糖につきましても、需要を適正に把握し、これに見合った計画的な生産及び販売を実施して、そのすみやかな自立を確保することが必要と考えられるのであります。
○川村(継)委員 糖度、ブリックスの二一%のものが三千七百三十円、奨励金三十円プラスをして、十六度のものは二千六百五十円、これはこの審議会と申しますか、それらの人たちが話し合いをして、生産者を含めて決定したのであれば私とやかく言うわけではありませんが、昨年も問題になりましたことですが、やはり黒糖生産、サトウキビ生産の諸君の立場から見て参りますると、どうしてもこのブリックスが十八度というものが三千八百円
しかし、今おっしゃったように、従来は黒糖生産が主でありましたが、私の承っているところによりますと、やはり内地の黒糖の消費は年々減っていく。従来大きな黒糖の消費者であった農村においてもだんだん白い砂糖を消費していく。これは自然にまかしておけば自然の趨勢として黒糖は消費の面から需要がなくなるから減ってくるのではないかと思います。
やはり、西南諸島の黒糖生産は非常に重要なものですから、分みつ糖も黒糖も、北海道と同様、やはり保護育成政策をとらなければならぬと思っております。
委員会におきましては、二月十六日石原国務大臣より提案理由の説明を聞いた後、奄美群島復興信用基金の融資状況、同群島における黒糖生産の状態とこれが対策、復興計画終了後の措置、島民の生活水準の向上策等につきまして質疑応答を重ね、慎重審議を行なったのでありますが、その詳細につきましては会議録によって御了承願いたいと存じます。
もとよりこれは企業採算の上に立っての企業化でございまするし、また、ただいま申しましたような関税、消費税の一連の改定措置も、さような国内甘味資源の自給度を向上せしめるという意図からではございまするが、たまたま西南諸島におきましては、在来の黒糖生産というものがございまして、黒糖の生産それ自体は、非常に価格の変動が著しいとか、あるいは保管管理に非常な困難性が伴うとかいう、製品そのものからきまするそういう特殊事情等
と同時に、特に奄美におきますところの現在までの黒糖生産の小工場の問題をどうするかということは、やはり当初においてそういうことが考えられていかなければならないのじゃないだろうかと、特にまあそれらの中に、何べんも申し上げますように、これは国でやはり補助をし、融資をして作らした工場が相当数あるわけなんです。
それで、この中で私お聞きしたいのは、黒糖生産のための小さな工場がたくさんあって、しかもそれは、復興計画に基づく補助なり融資等によってできておる工場なのでございますが、それが最近非常に業態が不振に陥っている。
沖縄の方は逐次黒糖生産が年度別に伸びてきておるのに、奄美の方は減っていく傾向が、この統計の数字で表われております。私が申し上げておりますのは、初めの方は砂糖配給公団の資料で、あとの方は大蔵省の資料でありますが、この沖縄と奄美の黒糖生産のカーブを比べた場合に、一体何が原因なのか、一つ皆さん方のお考えを聞いておきたいと思います。
ただし、黒糖生産の安定につきましては、ただいま自治庁からも答弁がございましたようないろいろな角度から今後さらに検討して参る必要があると考えております。
なお関連して御指摘のありました奄美群島におきまする黒糖生産の問題でございますが、ただいまも申し上げましたような関税並びに消費税の改定措置によりまして、なるほど奄美群島におきましても分蜜糖の生産が可能になって参ったのでございまして、その点御承知の通りでございます。
そのために従来から島民の手で行われ、または復興計画でも当初は資金を貸し付けてその建設を奨励してきたところの黒糖生産事業が致命的な打撃を受けておるという深刻な事態が起ってきておるわけであります。
そのうち十四万トンを大体沖縄諸島に依存し、あと六万トンを奄美群島並びに種子島その他沿岸地方というようにお話があったようでございますが、現在その他の地域は非常に少いのでございますから、奄美群島だけを考えてみますと、一万五千トンをちょっとこえている程度の黒糖生産が今行われているということに相なっております。
この点につきましては、砂糖消費税なり関税等の関係もございまして、相当黒糖生産にも有利な面が出て参ったようでございまして、現地も喜んでおるのでありますが、そういうカンショの生産というものをさらに換金作物の有利なるものとして推進をいたしまするとともに、他面においては、農協組織も、非常にこれは弱いことに相なっております。
これが黒糖生産にどのように影響を及ぼしてくるかという点について、若干申し上げてみたいと思いますが、影響のある点は、ほぼ四点あるのじゃないかというふうに考えております。 その第一点は、今まで規格にどうしても必要でございましたたるの容器でございますが、あのたる容器を廃止をしてもよろしいということに相なりました。
○藤井(貞)政府委員 奄美群島におきます農民の換金の対象といたしまして、黒糖生産というのが非常に重要な意義を持っておりますことは御指摘の通りでございます。
従いまして、黒糖生産をできるだけ合理的な形に分みつ糖の生産に切りかえていく必要があろうかと考えておるのでございます。そのための経済的な要件を、特に応用研究所を持ちまして、いろいろ調査もいたしておるわけでございます。